M-1は劇的に最終組のウエストランドが優勝しましたが、
最終ラウンドでのウエストランドのネタに対してR-1王者たちが怒っているような投稿をしたために炎上しています。
どういうことなのでしょうか。深掘りしていきます。
ことの発端はウエストランド最終ラウンドでのネタ中のセリフでした。
「M-1グランプリにあってR-1グランプリにないもの」というお題に対して、
井口氏が「夢! 希望、大会の価値、大会の規模」とぼやきながらツッコミました。
その後「M-1は決勝行くだけで人生変わるけどR-1は変わらない」と述べました。
続けて、M-1についても「アナザーストーリーがウザい。泣きながら母さんに電話するな!」と言いたい放題の結果に。
これに対して審査員含めて大きな笑いになっていましたが、
どうも気に食わなかったのはR-1グランプリ優勝者の方々でした。
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R-1優勝者の反応・声まとめ
21年優勝者マヂカルラブリーの野田クリスタルのコメント
マヂカルラブリーの野田クリスタルさんは、
「俺はR-1にも優勝しているし、アナザーストーリーでも泣いてる。お前に言いたいことだらけなんだよ!
ツイッター見たら「アレ(上記井口氏が指摘したのは)、野田のことだろ」って書かれてた。ふざけんなよ」とネタにしながら笑いながら反論していました。
笑いながら言っていたのでそこまで本気ではないのかもしれませんが、
お笑い芸人さん側としては「美味しい展開」になったのではないでしょうか。
22年優勝者お見送り芸人しんいち氏のコメント
お見送り芸人しんいちさんは「R-1グランプリの悪口言われたー悲しいーーー言われるのってこんなに傷付くのか、、、 ぼくが間違ってました。すみませんでした!!!」とTwitterにてコメント。
ただこの投稿だけでは終わりません。
「夢・希望・大会の価値しかないR-1グランプリ2023が始まります」と述べて、
R-1のエントリーリンクとともにTwitterにてシェアしたのです。
これはさすがお笑い芸人さんだなとつい感心してしまいました。
ただ、このしんいち氏のコメントから徐々にウエストランド井口さんが炎上していった気がします。
良し悪しはさておき、本人が望んでいない炎上は視聴者のやりすぎな気もしますね。
18年優勝者濱田祐太郎氏のコメント
2018年優勝の濱田祐太郎は「俺の最終決戦の感想は、R-1チャンピオンにもM-1チャンピオンと同じぐらいの夢を見せてくれー」とツイートしました。
色々と思うことが合ったのでしょうか、その後のTweetにて、
「やばっ、最後に湿っぽいツイートしちゃった」とつぶやきました。
たしかにR-1は基本的にはM-1と比べてもその後のテレビなどに一年通して引っ張りだこという形ではないことが影響しているのかもしれませんね。
ピン芸人で最も面白い人を競うR-1と漫才No.1を決めるM-1だと扱いが少しだけ違うのはしょうがないところもあると思いますが…R-1優勝者がずっと売れているのはあまり見ないので、なかなか難しいみたいですね。
まとめ
たしかにウエストランド井口さんの発言自体は炎上する可能性をはらんでいますが、
特定の誰かを傷つけようとして発した言葉ではないと思います。
R-1優勝者のコメントを見ても炎上するのはやりすぎな気がするのですが…ダウンタウン松本人志さんらも褒めていた通り、窮屈な時代で通用するには技術があるから面白いと感じました。
これからウエストランドがどう毒舌で切っていくのか楽しみです。