M1審査員が大沼恵美子さんから山田邦子さんに今年のM1グランプリから変更しました。
それと、巨人師匠も博多大吉さんへと変わりましたね。
TwitterなどSNSでは山田邦子さんの採点がすごく炎上しています。
「山田邦子がM1を壊している」などのコメントもありましたが、
数値から見てどれくらい影響があったのでしょうか。
数値を基に分析してみました。
※決して審査員や特定のお笑い芸人を叩く理由で数値を比較しているわけではありません。あくまでこんな指標があるんだくらいでお楽しみいただけれたら幸いです。
2022年M1グランプリ順位表まとめ
下記表のとおり「さや香・ロングコートダディ・ウエストランド」が最終決戦に進出しました。
□M1決勝の順位・得点順
順位 | コンビ名 | 総得点 | 山田邦子氏得点 | 山田邦子氏以外 平均点数 |
山田邦子氏を 除いた順位 |
1位 | さや香 | 667 | 92 | 95.8 | 1位 |
2位 | ロングコートダディ | 660 | 94 | 94.3 | 3位 |
3位 | ウエストランド | 659 | 91 | 94.6 | 2位 |
4位 | 男性ブランコ | 650 | 86 | 94 | 4位 |
5位 | 真空ジェシカ | 647 | 95 | 92 | 6位 |
5位 | ヨネダ2000 | 647 | 91 | 92.6 | 5位 |
7位 | オズワルド | 639 | 87 | 92 | 6位 |
8位 | カベポスター | 634 | 84 | 91.7 | 8位 |
9位 | キュウ | 620 | 87 | 88.8 | 9位 |
10位 | ダイアモンド | 616 | 86 | 88.3 | 10位 |
上記表が山田邦子氏の点数を除いた順位をまとめた表です。
山田邦子氏の点数によってロングコートダディとウエストランドの順位は入れ替わっていますが、それで上位4位の男性ブランコまでは僅差となっています。
この数値からも2022年M1グランプリのレベルの高さが伺えます。
順番が違えが最終決戦に残った3組も違う結果になったのではないでしょうか。
2022年M1で山田邦子氏で得をした組は?
上記表を見ると、他の審査員の平均得点よりも高く採点をつけたのは、「真空ジェシカ」一組だけでした。
そう考えると、山田邦子氏の採点は大局を決したというわけではなく、
ただ最初に漫才を行った「カベポスター」さんの点数85点が衝撃で、
一組目なのに可愛そうだなというところが、SNS等でユーザーの不快感に繋がったのかもしれません。
2022年M1で山田邦子氏で損をした組は?
これは間違いなく「男性ブランコ」でしょう。
山田邦子氏さんの得点が平均点より8点少なくて、
9点あれば3位に滑り込んでいたので、
「男性ブランコ」ファンは少し残念なジャッジに感じたのではないでしょうか。
山田邦子氏の採点の特徴は?
最低が一組目の84点で最高は真空ジェシカの95点でした。
私もテレビでリアルタイムで見ていて少し厳しい採点だなと感じましたが、
実際のところは他の審査員とほとんど変わらない結果でした。
ただ、なんとなく依怙贔屓ではないですが、好みがあるのではないかと感じたのは、
1組目の「カベポスター」の85点のインパクトがすごすぎたからなのでしょうか。
まとめ
数値で見ると山田邦子氏の採点は大局を決したわけではなく、
数値で見てみると、意外と他の審査員と点数は近くなっていました。
採点に不信感を感じた方々は「カベポスター」の85点が強烈なインパクトとして、
感じたことが大きいのではないでしょうか。